【レパードS】意外も意外!西園正師 サトノフェニックスでJRAダート重賞初Vへ

[ 2024年8月2日 05:20 ]

西園正都調教師

 意外も意外だ。西園正厩舎は地方でダート重賞V(7勝)があるものの、中央では未勝利。重賞30勝(芝28勝、障害2勝)を誇る名門がレパードSにサトノフェニックスを送り出す。

 前走3月UAEダービーは無念の出走取り消し、今回は仕切り直しの一戦となる。西園正師=写真=は「ひと息入れてからしっかり立て直すことができています。若い頃に比べたら乗りやすくなって、競馬もしっかりできるようになった。筋肉の量が付いてきて、力強さが増してきました」と気性面、馬体の成長を実感していた。

 プール調整と坂路を併用して入念仕上げ。久々でも不安はない。2歳時にはフォーエバーヤングや、イーグルノワールといった強豪としのぎを削ってきた。「戦ってきた相手が違うので、ここならやれると思う。フェニックスだけに、“不死鳥”のようによみがえってほしい」と胸を張る。

 トレーナーは中央ダート重賞初制覇へ期待がかかる。「(厩舎は)地方で6月に関東オークスも勝っている。JRAのダート重賞も勝って箔(はく)を付けたいね」と力を込めた。 (栗林 幸太郎)

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