【函館競輪 F1ナイター S級初日特選12R】根田空史が春先好調の理由を分析「思い当たる理由が2つ」

[ 2024年4月17日 14:59 ]

近況好調な根田空史
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 <函館初日12R>

 6年ぶりに函館を走る根田空史(35=千葉・94期)が急激に復調している。宇都宮、立川と直近2場所のF1戦は6走してオール2連対と絶好調だ。根田は「成績がいいのはたまたま。自転車も換えていないし、なぜだろう」と不思議そうな表情を見せた。

 しばらく思案顔の根田だったが「思い当たる理由が2つある」と切り出した。一つ目は「今年は花粉症になっていない」。花粉症シーズンになると鼻水や鼻づまりで苦しんでいたが、今年は快適に過ごすことができているという。ロングスパートが打てるのは体調面の不安がないからだ。

 二つ目は練習環境の変化にある。「松戸が使えず250バンクで練習していたのが良かったのかも。中村浩士さんもそう言ってた」。松戸競輪場がバンクの塗料を塗り直すため使用できない期間があり、千葉の250バンクで主にトレーニングを重ねていた根田。国際基準のスピードが出やすいバンクで鍛錬した結果、トップスピードが強化されたことを理由に挙げた。

 初日特選を2連勝中で迎える今回初戦は南関1人で単騎戦。G1覇者が4人そろった豪華メンバーだが、春先好調な根田の一発は魅力たっぷりだ。

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