【佐賀・第23回ル・プランタン賞】7日発走 グラインドアウト重賞連覇へ突き進む! 予想印を公開

[ 2024年4月5日 12:00 ]

メンバー的にも実力は一枚上のグラインドアウト
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 佐賀競馬新年度一発目の3歳牝馬限定重賞、地方全国交流の「第23回ル・プランタン賞」(距離1800メートル・1着賞金700万円)が7日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。グランダム・ジャパン2024(全国各地で行われる世代別牝馬重賞シリーズ。競走成績による獲得ポイントで各世代の女王の座を争う)3歳シーズンの対象レースで注目したい。

 ◎⑤グラインドアウト 昨年7月高知でデビュー。2勝を挙げ10月高知2歳重賞「ネクストスター高知」で初めて重賞に挑むも10着に沈んだ。3歳になった今年、初戦に選んだのは1月佐賀3歳牝馬重賞の「花吹雪賞」。中盤まで前団でスムーズに運ぶと3コーナー手前に先頭へ。そこからは堂々の独り旅を演出し、終わってみれば2着同郷のピクシースカイに8馬身差をつけて完勝。今回メンバーに入っても実力は一枚上で前回の「花吹雪賞」と同距離の1800メートル戦なら信頼度はグッと増す。重賞2連覇へ突き進むとみた。

 ◯④シーブレ 昨年7月北海道でデビューし1戦して翌月には佐賀へ。転厩初戦、2戦目の1300メートル戦を的確に抜け出して連勝。その後、重賞は5戦を経験。1400メートルの10月2歳「ネクストスター佐賀」と12月2歳「フォーマルハウト賞」は7着。今年2月3歳「飛燕賞」は6着だったが、今回と同距離の1800メートル昨年10月2歳「カペラ賞」と今年1月「花吹雪賞」は4着と掲示板に載った。距離適正は十分にあり差し脚は侮れない。

 ▲⑥ケンタッキーグレイ 昨年5月に北海道でデビューして1000メートル戦で1勝を挙げ10月門別2歳牝馬「ブロッサムカップ」で重賞デビューし7着。12月佐賀に身を移し明けて1月には重賞「花吹雪賞」に挑戦するが7着。前走3月1300メートルの3歳特別で2勝目をマークしたが、これまでの走りから距離は1750~1800メートル戦の方が合う感。自在性がありペース、展開次第で大仕事もあるか。

 ☆③ドリームサンデー 昨年7月佐賀でデビュー。3戦目の1300メートル戦で2着に5馬身差をつける圧逃劇を演じ初勝利。これまでその1勝のみだが、全6戦で着外は1度きり。前走3月1750メートルの3歳特別「古伊万里特別」はクビ差の2着と善戦。道中リラックスして運べれば好勝負もあり得る。

 △⑫クライムエンジェル 昨年12月園田1400メートルのデビュー戦を逃げ圧勝。その後は前走まで3戦して快音が聞かれないが、全4戦で3度ハナに立ったレースは1・2・2着と出脚&先行力は武器であると言える。キャリアがまだ浅い分、未知の魅力が詰まっており侮れない。

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