【佐賀・第3回九州クラウン】10日発走 ジョンソンテソーロ重賞初Vへ! 予想印を公開

[ 2024年3月8日 12:00 ]

直近4連勝中と気配がいいジョンソンテソーロ
Photo By 提供写真

 今年度、佐賀競馬古馬短距離路線重賞締めの一戦である「第3回九州クラウン」(距離1400メートル/1着賞金400万円)が10日8R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。第1回大会を制したタガノキトピロ、第2会大会覇者のリュウノシンゲン両馬ともに中団後ろからレース中盤でペースを上げ、外をブン回り上がり3ハロン最速をマークしての勝利だった。今年もロトヴィグラスがレースを引っ張りそうだがペース、展開一つで多くの馬にVチャンスがある。

 ◎③ジョンソンテソーロ 21年11月JRAでデビューし芝も5戦したが、東京ダート1400メートル戦で2勝をマーク。昨年10月新天地の佐賀へ転入してきた。転厩初戦B級特別「コスモス特別」、11月準重賞「さざんか賞」と好位から進出し2着に1秒以上の差をつけて連勝。続く同月「ウインターチャンピオン」で重賞デビュー。序盤は最後方で待機策から向こう正面で駆け上がりラストスパート。勝ったロンドンテソーロに0秒5及ばずの2着だった。その後A2級3戦は1月「ガーネット賞」の逃げ切りを含め前目からの競馬で3連勝。前走準重賞「嘉瀬川賞」は後ろから徐々にポジションを上げ早めに先頭に出ると2着に5馬身差をつけ4連勝。重賞初Vへ時は満ちている。

 ◯⑤リーチ 20年5月北海道でデビュー戦を飾ると同年9月門別「イノセントカップ」、続く10月川崎「鎌倉記念」と2歳重賞を2連勝した。その後、船橋と高知を経て22年夏に北海道へ戻るが、昨年末に新天地の佐賀へ。転厩初戦、準重賞「玄界灘賞」を制すると続く今年初戦1月「ゴールドスプリント」はしまい外からロンドンテソーロをかわして重賞3V目を獲得。そして前走2月姫路重賞「兵庫ウインターカップ」は2着だったが鋭い末脚を披露していた。少しでも展開が向けば重賞4Vゲットは十分にあり得る。

 ▲⑦ロトヴィグラス 18年2月JRAでデビューし2勝をマークして20年6月に佐賀へ。佐賀では前走までに10勝。重賞は22年6月「佐賀がばいダッシュ」Vがある。今大会は3年連続での出場となり第1回大会は6着、前回大会は3着。出脚、先行力は佐賀勢でトップクラス。ここも自身のスタイルを崩さず逃げ切りを狙うのみだ。

 ☆④ダイリンウルフ 19年10月に佐賀でデビューし大井を経て佐賀に戻るが、今度は北海道へ身を移し昨年11月再び佐賀にカムバック。器用なタイプで佐賀では7勝の実績があり重賞は22年12月「ウインターチャンピオン」Vがある。昨年第2回大会は2着に入っており佐賀1400メートル戦はマッチしている。

 △①アイリッシュセンス JRAから昨年2月に佐賀に転入。12月「玄界灘賞」は勝ち馬リーチから0秒3差の3着。続く1400メートル戦はダイリンウルフをおさえて勝利を挙げると前走2月準重賞「唐津湾賞」は逃げるロトヴィグラスをクビ差でかわして連勝をマーク。近況はしぶとさ満点で争覇圏内にいる。

続きを表示

「2023 天皇賞(春)」特集記事

「青葉賞」特集記事

2024年3月8日のニュース