【福岡・マンスリーBOATRACE杯】明日開幕! 優勢地元勢の中でも古沢光紀に期待

[ 2024年3月8日 10:00 ]

古沢光紀が柔軟なハンドルワークで優勝戦線をリードする
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 ボートレース福岡の「マンスリーBOATRACE杯」99日から開催される。男女混合戦の5日間シリーズ。確たる主役不在で混戦模様だ。

 5日に閉幕した「福岡ダービー!漫画アクション杯」では地元勢が5人優出を決めたように、新エンジンは調整をつかんでいる地元勢が強い。ならば主役候補筆頭には古沢光紀の名前を挙げたい。当地は昨年5月のGW戦を制するなど、通算3V。近況は1月宮島で優勝とリズムも悪くない。持ち味の柔軟なハンドルワークで優勝戦線をリードする。

 遠征勢では飯山泰、横沢剛治が対抗格。08年に当地周年記念制覇の実績がある飯山は21年6月以来の当地戦とブランクが空いた点は気がかり。近況は勝率6点台前半と調子を落としているだけに、得意水面で復調の足がかりをつかめるか。

 横沢は19年5月以来の当地参戦とさらにブランクが空いた。約5年ぶりとなるとさすがに調整面での影響は気がかりではあるものの、当地は通算2V。その優勝はいずれも捲ってのもの。水面相性はもともといいだけに、あとはいかに流れに乗れるかだろう。

 他では金田諭、麻生慎介も存在感を発揮しきそう。金田は荒れ水面が決してプラスに働くタイプではないが、行き足、伸び系が仕上がった時はパンチのあるレースを見せてくれる。麻生は昨年9月の前回戦で優出。準優はコンマ02の鋭発を叩き込んで1着ゴール。勝負どころでは果敢なレースを仕掛けるタイプだ。

 7人が参戦する女子勢では竹井奈美に注目。昨年3月の復帰後、コンスタントに優出は重ねているものの、まだ優勝には届いていない。当地は16年6月に念願のデビュー初Vを飾った思い入れのある水面。復帰後初Vを狙っていく。

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