【佐賀・第1回佐賀若駒賞】6日発走 トゥールリー 重賞2度目Vへ! 予想印を公開

[ 2024年1月5日 12:00 ]

近況の状態も良好なトゥールリー
Photo By 提供写真

 2024年佐賀競馬重賞の幕開け戦である3歳新設重賞の「第1回佐賀若駒賞」(距離1750メートル、佐賀デビュー馬限定)が6日5R(17時10分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。春先の佐賀3歳重賞、そして伝統の3歳3冠重賞を占う意味でも大注目の一戦だ。中距離だけに昨年10月2歳1800メートル重賞「カペラ賞」好走組が第1回チャンピオンの座に近いとみる。

 ◎⑩トゥールリー 6月デビュー戦を3馬身差で制し、4戦目の9月「九州ジュニアチャンピオン」で重賞デビュー。逃げるムーンオブザサマーをしまい捕らえて重賞初Vを飾った。続く10月新設重賞の「ネクストスター佐賀」はウルトラノホシとムーンオブザサマーの後塵を拝して3着。同月「カペラ賞」は逃げ切りを図るがウルトラノホシに捕まり2着。今回はそのムーンオブザサマー、ウルトラノホシが不在なうえ、前走12月2歳特別「アルデバラン特別」をマイペースに押し切っており状態も良好とみる。重賞2Vへハナに立ち絶妙なステップを踏む。

 ◯⑥カシノルーカス 6月デビュー戦をきっちり抜け出して制し、5戦目の9月2歳特別の「アンタレス特別」は1番人気のビーアライブをおさえ最後は6馬身差をつけて2勝目をマーク。10月「ネクストスター佐賀」で重賞デビューを果たすが、前に大差をつけられての5着。それでも続く「カペラ賞」は2番手で競馬を進めて3着に粘った。近2走は1400メートル戦で2着続きだが、折り合いがつくタイプで今回の1750メートルは距離的に合いそう。位置取り、ペース次第で大仕事もある。

 ▲⑪フークファンタジー 6月にデビューし6戦目の9月1400メートル戦で2着に7馬身差をつけ逃げ切り待望の初勝利。12月準重賞の「ペテルギウス賞」は大外枠から果敢にハナを奪い2着に5馬身差をつける圧逃劇を演じ2勝目を挙げた。重賞は「ネクストスター佐賀」、「カペラ賞」、12月「フォーマルハウト賞」に出走。馬券には絡めていないが、「カペラ賞」は前に離されながらも5着と掲示板には載った。経験値の高さとツボにはまった時の勝ちっぷりから侮れない存在だ。

 ☆⑤トワイライトサーガ 9月3頭立てとなった900メートルデビュー戦は2着に20馬身差あまりをつける圧逃ショーを演じた。その後4戦は勝ち星に恵まれなかったが、前走12月1400メートル戦は2番手から早めに抜け出して完勝。1分29秒6はトゥールリーの12月「アルデバラン特別」と同タイム。成長がうかがえるだけに初重賞、初距離でも要注目だ。

 △③デッドフレイ 10月にデビューし4戦2勝。前走12月「アルデバラン特別」はトゥールリーから0秒3差の2着と善戦した。距離を含め未知数な部分はまだ多いが、フレッシュさがいい方向に働けば大駆けもあり得る。

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