【伊東競輪 開設73周年記念G3椿賞争奪戦 決勝戦】和田ラインに感謝の記念4V

[ 2023年12月6日 04:30 ]

伊東記念で優勝した和田健太郎                              
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 伊東競輪の開設73周年記念G3「椿賞争奪戦」は5日に決勝戦が行われ、逃げた松井宏佑の3番手から和田健太郎(42=千葉)が直線中割りでV。また9RのA級ファイナルで1~3着になった張野幸聖(23=和歌山)、山本修平(27=東京)、菅原大也(32=神奈川)は6日付でS級2班へ特別昇級する。

 和田が21年12月の佐世保以来、通算4回目の記念優勝を飾った。レースは松井―佐々木―和田―五十嵐―林―伊藤―渡部―吉沢―武藤で周回。残り2周半で松井が吉沢を突っ張る。赤板から林―伊藤―渡部で仕掛けると松井が合わせる。南関勢ペースで直線勝負になり、和田が松井と佐々木の中を割って伸びる。

 和田は「前の2人と後ろを固めてくれた五十嵐さんのおかげ。松井君が2周半先行してくれて(佐々木)龍君が仕事をしてくれた。前の2人がレースをつくってくれた。伊藤君が下りてきたけど対応できた。最後は(松井と佐々木の)中を行かせてもらった。(優勝は)出来過ぎ。(2年ぶりの記念優勝は)うれしいです」とラインの仲間に感謝して優勝の喜びを語った。

 グランプリを優勝して3年。落車の影響で本調子を欠いた時期もあった。「練習をしっかりして感覚を取り戻していきたい」。来年に弾みをつける記念の優勝劇だった。

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