【京都大賞典】サクセスシュート調整順調 栗東滞在でいざ関西初参戦

[ 2023年10月4日 05:28 ]

栗東に滞在し、調整を進めているサクセスシュート
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 栗東滞在中のサクセスシュートは昨年Vヴェラアズールと同じジューンS1着から参戦。滞在効果が実を結ぶか?

 関西初参戦の関東馬サクセスシュートは昨年覇者ヴェラアズールと同様のローテ。再来週の菊花賞に出走予定の僚馬シーズンリッチと先月15日に栗東入りし、滞在で調整を進める。担当の山崎助手は「美浦にいる時と雰囲気は変わらない。栗東でもカイバは残さず完食しているし、いい状態で調教をこなせている」と順調さを強調した。

 東京芝2400メートルの前走ジューンSを制してオープン入り。道中15番手で脚をためると直線、馬群の外から上がり3F33秒5とメンバー最速の脚で差し切った。勝ち時計2分23秒3は、その後に重賞を制した21年シルヴァーソニック(2分24秒6)、昨年ヴェラアズール(2分25秒7)の歴代勝ち馬を上回る。「あの時計、あの位置からよく差し切った。ビックリです」と評価した。

 キャリア12戦全て田辺が手綱を取ってきた。木曜の最終追いも美浦から駆けつけ、コンタクトを取る予定。それだけで同馬に対する期待の大きさが分かる。山崎助手は「いつもスタートは遅いけど道中は乗りやすく、自在性がある。個性的な馬だし、今後の期待を持てる競馬をしてほしい」と意気込んだ。5戦連続で上がり3F最速を記録中。京都外回りで持ち前の末脚をフルに発揮させる。

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