【佐賀・第20回ロータスクラウン賞】13日発走 ブレイブアモーレ重賞2度目Vに期待 予想印を公開

[ 2023年8月11日 12:00 ]

しぶとさで2度目の重賞を目指すブレイブアモーレ
Photo By 提供写真

 佐賀競馬3歳3冠レースの大トリとなる四国・九州地区交流、高知・佐賀スタリオンシリーズ、地方競馬3歳秋のチャンピオンシップ皮切りとなる「第20回ロータスクラウン賞」(距離2000メートル・1着賞金800万円)が13日6R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。昨年は高知3歳2冠馬のガルボマンボ、1冠馬のヴェレノが直線に向いて一騎打ち。ハナ差でヴェレノが勝利した。今年は昨年と同様に佐賀3歳3冠に挑戦する馬は不在のうえ高知所属馬も不在。佐賀3歳重賞路線を引っ張る面々が熱いV争いを演じる。

 ◎⑩ブレイブアモーレ 昨年10月北海道から佐賀に転入。今年重賞は3月「飛燕賞」で3着。「佐賀皐月賞」は7着に終わったが、前々走「栄城賞」は勝ち馬テクノゴールドから0秒2差の2着。そして6月「佐賀ユースカップ」はしまい鋭く前を捕らえて重賞初Vを達成した。距離、馬場状態、相手を問わずしぶとさがあり重賞2Vへ期待が高まる。

 ◯⑨ネオシエル 昨夏、北海道から佐賀へ。11月佐賀2歳王者決定戦「カペラ賞」で重賞初制覇。3歳となった今年初の重賞2月「JRA交流たんぽぽ賞」は逃げ切り図る中央のオバケノキンタにハナ差及ばずも2着。そして前々走「佐賀皐月賞」は3コーナーからロングスパート。しなやかに3歳1冠目をゲットした。2冠目を狙った「栄城賞」は3着、続く前走6月高知「高知優駿」は8着と振るわなかったが、巻き返し可能な能力はある。

 ▲②サトミノアサヒ 4月にJRAから佐賀に。前走7月トライアルレース3歳特別「佐賀城特別」を含め現在4連勝中と勢いが光る。出色の先行力を全面に重賞初Vを狙う。

 ☆⑤リネンマンボ 3月JRAから佐賀に転籍。「佐賀皐月賞」、「栄城賞」は共に4着と善戦した。前2走は1400メートル戦もJRA時代を含めて、これまで13戦は距離1750~2000メートル。差し脚は十分に通用するだけに展開一つとみる。

 △④ミヤノウッドリー 今年3歳重賞は1月牝馬限定の「花吹雪賞」で3着。3月牡馬、牝馬混合の「飛燕賞」は4着だったが、牝馬限定の4月「ル・プランタン賞」は2着。そして前々走「佐賀皐月賞」は唯一40秒台を切る上がり最速をマークして3着と見せ場を作った。前走「栄城賞」は6着も底力は十分にあり、〝乙女の急襲〟を演出するかに注目だ。

続きを表示

「2023 天皇賞(春)」特集記事

「青葉賞」特集記事

2023年8月11日のニュース