【小倉記念】小野寺 モズナガレボシで平地タイトルへ!2年3カ月ぶりの平地重賞騎乗

[ 2023年8月11日 05:30 ]

小野寺祐太
Photo By 提供写真

 デビュー15年目の小野寺祐太(33)は21年覇者モズナガレボシとのコンビで2年3カ月ぶりの平地重賞に挑む。

 小野寺はモズナガレボシで21年5月の京王杯SC(カタナ17着)以来、2年3カ月ぶりの平地重賞騎乗を迎える。デビュー15年目、通算でも6回目だ。普段は障害が主戦場とあって「夢みたいな気持ち。僕のジョッキー人生の中でも一番というくらい。一生懸命乗りたいです」と意気込んだ。

 管理する荒川師とは2年目の10月にメイショウゼウスで初タッグ。「荒川先生はデビューした時から平地でも結構、乗せていただきました。障害でも熊沢さんが乗れない時に、テン乗りで乗ることもありましたね」と振り返る。

 モズナガレボシは当週に障害デビューのプランもあったが、小倉記念を使われることになった。この中間は障害試験もクリア。付きっきりで稽古をつける。

 「障害は上手ですし、センスは感じます。中間は飛ばしながら、追い切りを進めてきました。同期の松山(21年小倉記念で騎乗して1着)から話も聞きました。乗りやすいって言っていましたね」
 近況は2桁着順が続くものの、2年前の勝ち馬。障害練習がスパイスとなり、息を吹き返さないか。感謝の気持ちを抱いて、大仕事にチャレンジする。

 ◇小野寺 祐太(おのでら・ゆうた)1990年(平2)3月12日生まれ、宮城県出身の33歳。09年3月に美浦・伊藤正厩舎所属で騎手デビュー。競馬学校25期生で同期に国分恭介、国分優作、松山弘平、丸山元気らがいる。JRA通算1803戦51勝(平地21勝、障害30勝)。昨年5月に拠点を栗東に移し、3月の阪神スプリングジャンプ(ジェミニキング)で重賞初勝利を飾った。1メートル62、50キロ。

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