【天皇賞・春】永野 エンドロールでG1初騎乗!「楽しみの方が大きい」

[ 2023年4月28日 05:24 ]

エンドロールで自身G1初騎乗となる天皇賞・春に挑む永野(撮影・河野 光希)
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 デビュー3年目の永野猛蔵(20=美浦・伊藤圭)が、天皇賞・春のエンドロールでG1初騎乗を果たす。永野は「馬も人もG1初挑戦になりますが、楽しみの方が大きい。雰囲気とか当日のレースの感じは普段と違うと思います。そのあたりを感じながら、今後に生かせるように、その中でも一つでも上の着順を目指したいと思います」としっかりした口調で語った。

 騎手の腕が問われる長丁場がG1初舞台。しかも京都は初参戦になるが「過去の映像を見たり、他の騎手に話を聞いたりしています。スタンド前を走りますし、折り合いが大事だと思います」とイメージはできている。また3000メートル以上のレースに騎乗すること自体も初体験。「中山の2500メートルで勝たせてもらっているし、長丁場は好きですよ。馬のリズムが重要になってくるので、騎手の技量が問われる。その分やりがいを感じています」と瞳を輝かせた。

 パートナーのエンドロールは前走で2勝クラスを勝ったばかりで、格上挑戦となる。「ストライドが大きく、ゆったりした走りをするので長距離適性はあると思う。格的には下の馬なので、インコースでしっかり脚をためて、最後の直線でどこまで脚を伸ばせるか」とシミュレーションもできている。

 ◇永野 猛蔵(ながの・たけぞう)2002年(平14)9月8日生まれ、新潟県出身の20歳。美浦・伊藤圭三厩舎所属。JRA通算1523戦68勝(24日現在)。21年民放競馬記者クラブ賞、22年フェアプレー賞。目標は武豊、内田博幸。1メートル62、45キロ。血液型A。

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2023年4月28日のニュース