【ドバイWC】ヴェラアズール　馬場苦にせず、渡辺師「二刀流で頑張りたい」

　ヴェラアズール（牡6＝渡辺）は福永技術調教師を背にダートコースで追い切り。粘土質の馬場を苦にする様子もなく力強い脚取りだった。渡辺師は「メイダンに着いた当初はイレ込んでいたが、落ち着きを取り戻して日に日に良くなっている」と笑顔。デビューから16戦連続でダートを走り、5歳春に芝転向。秋にはジャパンCのタイトルを獲得。今回は再びダートへ矛先を向ける。師は「二刀流で頑張りたい」。“芝で日本一、ダートで世界一”の離れ業へ期待の口ぶりだった。