【別府競輪「第7回ウィナーズカップ“オランダ王国友好杯”」】12R脇本の脚力上位だ

[ 2023年3月20日 04:45 ]

今度は本来のパワーを示す脇本
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 大分県・別府競輪場で開催中のG2「第7回ウィナーズカップ“オランダ王国友好杯”」(優勝賞金2581万円)は3日目を迎え準決勝が行われる。12Rは脚力上位の脇本雄太がスピードの違いを見せつけて決勝戦進出を目指す。

 【別府12R】毘沙門天賞は終始8番手のまま見せ場を作れなかった脇本だが、この一戦は早めにスパート決める。復調三谷が番手を守る<1>=<9>中心だ。吉田の動きも上々。果敢に風を切るケースでは番手で平原が仕事をこなす。<3>=<1>から<3><7>と<3><9>を押さえる。嘉永―荒井の九州コンビも上位に割って入るだけの仕上がり。小松崎―福田は評価を下げた。単騎でも一発を狙う山口が侮れない。

 <1>脇本雄太 森田君の駆け方がちょっと想定外だった。自力で。
 <2>荒井崇博 後ろの状況は分からなかったが、状態は悪くはないと思う。(嘉永)泰斗へ。
 <3>平原康多 森田君のカカリは良かったが、新田君が凄くて出て行かざるを得ない形になった。気持ちで踏み勝てた。吉田君。
 <4>嘉永泰斗 組み立てが悪かった。自力勝負。
 <5>山口拳矢 瞬時の判断で追い上げた。3番手を獲ってからも冷静に走れた。単騎で自力。
 <6>小松崎大地 新山君は“さすがS級S班の先行屋”という走りをしてくれて勉強になった。感触は徐々に良くなってきていると思う。自力で。
 <7>吉田有希 初日よりも踏み上がっていく感じがあった。思った以上に粘れたし、状態はいい。自力。
 <8>福田知也 自転車がマッチングしていて流れている。G2以上の準決は初めて。小松崎君へ。
 <9>三谷竜生 展開が良かったが、状態も引き続きいいと思う。脇本君に。

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2023年3月20日のニュース