【京王閣・スポニチ杯】柳原　パワフル捲りで5場所連続V 　想定外の並びも冷静に対応

優勝した柳原（中央）は表彰式で高木真備さん（左）、萩野公介氏（右）に祝福される
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　京王閣競輪の「高木真備名輪会杯＆JFN杯＆スポニチ杯」ガールズ決勝が5日、11Rで行われ、柳原真緒（25＝福井）が2コーナー4番手から捲って優勝。2月の西武園に続く5場所連続優勝を飾った。

　3強対決は新女王に軍配だ。17連勝中の尾方、好調久米が顔をそろえた激戦を制したのは22年のMVPレーサー柳原。「（高木）真備さんの冠杯で1番車を頂けたので優勝しかないと思っていた」。初手の並びは「想定外」と振り返るが「周回中にどういう動きになるのか見極められた」と冷静に対応。先に捲った久米詩の上をパワフルに乗り越えてVゴールを駆け抜けた。「凄いいいメンバーで優勝できて自信になりました」と笑顔がはじけた。

　昨年のガールズグランプリを制し賞金女王に君臨。今年は「女王」と呼ばれる一年になるが「G1を獲ってグランプリに行きたい」と、プレッシャーをはね返す覚悟はできている。「次からも女王という名前を背負って頑張ります」と胸を張った。