【豊橋競輪　G3ちぎり賞争奪戦最終日】決勝　脇本完全V頂く

脇本雄太
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＜脇本11連勝で完全Vだ＞

　豊橋競輪のG3「ちぎり賞争奪戦」は29日、最終日を迎え、決勝が行われる。3日間、無敵の強さを誇ってきた脇本が不動の中心だ。最後も別線の抵抗を力でねじ伏せて11連勝＋完全Vを決める。古性ならしっかり付いて行ける。調整を戻してきた山口がどこまで迫るか。坂井の動きもいい。3車の片岡が奮闘すれば岩津の浮上も十分だ。

　＜1＞脇本雄太　僕の走りをよく知っている2人が相手だったので、僕が行きたいところで勝負してくると思っていた。出が悪かったし状態的には横ばい。古性君と決まるように自力で。
　＜2＞池田憲昭　作戦通り。原田君もよく行ってくれたけど自分は周りを見る余裕がなかった。岡山勢へ。
　＜3＞山口拳矢　松浦さんが駆けて一番いい展開になった。志田君と決まったと思ったが…。自分は余裕があったしギアがなじんできて感じもいい。自力で。
　＜4＞片岡迪之　大西君の追い上げでゴチャ付いて展開が向いた。進んでいるし、やっと体と自転車が合ってきた感じ。自力で。
　＜5＞坂井洋　車番的に中団が取れると思っていたが脇本さんが強かった。どうしようもない。体感は戻ってきた。自力で。
　＜6＞小堺浩二　落車をよけて脚を使ったが、そこからは地脚を使って4コーナーから伸びた。山口君へ。
　＜7＞岩津裕介　後ろ攻めになったが松浦君は終始、落ち着いていた。自分にとって一番ありがたい展開だった。最近の中ではいい感じだが、もう少し余裕があったら…。片岡君へ。
　＜8＞久木原洋　松浦君ラインを追ったが口が開いてしまって…。外並走で諦めずに踏んでいたら岐阜勢が来て、一気に軽くなった。感じはいい。坂井君へ。
　＜9＞古性優作　うまくタイミングが取れなかった。あそこに入るとは1ミリも思っていなかったが、吸い込まれる感じになって後ろに迷惑をかけた。脇本さんへ。