【浜名湖・ルーキーS】豊田 奮起差し今年初V!首位突破もPP獲れず

[ 2022年10月26日 05:00 ]

得意水面で今年初Vを決めた豊田
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 ボートレース浜名湖「ルーキーシリーズ第18戦 スカパー!・JLC杯」は25日、第12Rで優勝戦が行われ4号艇の豊田健士郎(26=三重)が差し切って優勝。昨年7月に続く当地3度目のVを飾った。2着は高橋竜矢、1号艇の末永和也は競り負けて3着に後退。

 2コースから攻める中村魁にイン戦の末永が抵抗気味に先マイ。3コースの高橋がややマークを外しながらの差しになった瞬間、鋭角に切れ込んできたのが豊田だった。バックでやや強引に末永から2M先制の主導権を奪っての決着だ。2M差し返しを狙った末永に対し「末ちゃん(末永)もいい差しだった。足の差ですね」。ライバルへのリスペクトも忘れずオーバーエージの余裕を見せつけた。

 今シリーズはどうしても勝ちたいという気持ちが強かった。当地は過去に2度のV歴で「24場で一番好き」と誰よりも自信があった。「予選1位で準優を勝ち1号艇で優勝することが一番強いと思っているので悔しいよりも情けなかった。それもあって1着(優勝)を獲りに行きました」。強い気持ちで優勝への起爆剤とした。今年は10回目の優出で初優勝。「決め手があればもっと勝てていた。何コースでも勝てるようになればクラシックとかも狙える」。勝って、なお気持ちを引き締め精進を誓った。

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2022年10月26日のニュース