【東京JS】伏兵ケイティクレバー逃げ切りV!上野とともに人馬初重賞制覇

[ 2022年6月26日 05:00 ]

<東京8R・東京ジャンプS>最終障害を飛越するケイティクレバー(撮影・郡司修)
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 「第24回東京ジャンプS」(J・G3)が25日、東京8Rで行われ、8番人気ケイティクレバーが逃げ切って重賞初制覇。19年目の上野翔(36)もうれしい重賞初Vとなった。清水英師は14年函館スプリントS(ガルボ)以来、8年ぶりの重賞制覇。

 1番人気エイシンクリックが出遅れて最後方から。一方、ケイティクレバーは最内枠からポンとスタートを切って気持ち良さそうに逃げた。上野は「小細工せず、どれだけ踏ん張ってくれるかと思って逃げた。後ろがけん制し合ってくれたのも大きかった」と満面笑み。3歳時には皐月賞(11着)にも駒を進めた馬。7歳にして障害で花開いた。

 ◆ケイティクレバー 父ハービンジャー 母モルトフェリーチェ(母の父ディープインパクト)15年4月20日生まれ 牡7歳 美浦・清水英克厩舎所属 馬主・瀧本和義氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績33戦7勝(うち障害10戦4勝、重賞初制覇) 総獲得賞金1億6784万7000円 馬名の由来は冠名+賢い。

 《障害通算1000回騎乗》小坂忠士(39)が東京ジャンプSでテーオーソクラテスに騎乗(10着)し、JRA障害通算1000回騎乗を達成した。史上17人目、現役9人目。

 ▼小坂 無事に騎乗できている証拠です。この経験を生かしていきたいです。

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