矢作厩舎 欧州遠征の2頭に手応え キングエルメス「いい状態」、バスラットレオン「絶好調」

[ 2022年6月23日 05:00 ]

キングエルメス
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 矢作厩舎の2頭が欧州遠征に向け、国内最終追いを行った。英G1ジュライC(7月9日、ニューマーケット芝1200メートル)に出走する昨年の京王杯2歳S覇者キングエルメス(牡3)は坂井を背に坂路で4F54秒3~1F12秒7。矢作師は「予定通りだし、いい状態で持っていける。向こうに着いてからも2本やる予定です」と先を見据えた。ジュライC後は仏G1モーリスドゲスト賞(8月7日、ドーヴィル芝1300メートル)を予定している。

 英G1サセックスS(7月27日、グッドウッド芝1600メートル)から仏G1ジャックルマロワ賞(8月14日、ドーヴィル芝1600メートル)を予定のバスラットレオン(牡4)は3月のドバイG2ゴドルフィンマイル1着に続く海外遠征。この日は坂路で4F59秒2~1F14秒0とサッと流した。「絶好調です。レースまで1カ月以上あるので(日本で)仕上げるつもりはない。うまく輸送をクリアしてほしいね。チャレンジャーだけど、どちらもチャンスはある」と期待を寄せた。2頭ともに23日に出国する。

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2022年6月23日のニュース