【東京新馬戦】ブラストウェーブ 全兄のGP馬ブラストワンピース超える完成度

[ 2022年6月21日 05:10 ]

注目の2歳馬紹介 Road to 2023

25日、東京でデビューするブラストウェーブ
Photo By スポニチ

 グランプリホースの全弟ブラストウェーブ(牡=大竹、父ハービンジャー)が25日の東京芝1800メートルでデビューする。兄は18年の有馬記念を3歳で勝ったブラストワンピース。現時点の完成度はその兄より高い。16日の1週前追いではデルニエエトワール(5歳1勝クラス)、サカエショウ(3歳1勝クラス)を最後方から追いかける。直線で内から並びかけると、ダイナミックな動きで年長馬に食らいついた。

 大竹師は「最後は劣勢になったが全体の時計は速かった(6F80秒3~1F11秒5)。この時期にこれだけできるのは能力、完成度が高いから。兄貴はこの時期にデビューできなかったから」とうなずく。

 馬体も2歳とは思えない。「現時点で545キロあって、しっかりしている。見た目は兄貴そっくり。ひと回り小さいけど、体重はこっちの方がある」と師。雄大な体つきには無限の可能性が秘められている。兄はデビュー3連勝で軌道に乗った。兄弟G1制覇へ初戦ではつまずけない。

続きを表示

2022年6月21日のニュース