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【宝塚記念】タイトルホルダー95点 毛ヅヤの輝き1位、体重以上に大きく見せる

[ 2022年6月21日 05:25 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

タイトルホルダー

 ファン投票数が1位なら毛ヅヤの輝きも1位。タイトルホルダーの鹿毛は梅雨の晴れ間の日差しを浴びて、まぶしい光沢を放っています。よほど体調がいいのでしょう。470キロ前後の体重以上に馬体を大きく見せています。胸前のボリュームとヒ腹の張り、キ甲の盛り上がりが際立っているからです。

 立ち姿も非の打ちどころがありません。穏やかな顔つき、ゆったりと流した尾。四肢にも力みひとつなく、バランス良く立っています。G1・2勝馬の風格を感じさせます。

 体形は加齢とともに変わっていくもの。腹が突き出たメタボオヤジだけではありません。この鹿毛馬も4歳の初夏を迎えて、ますます長距離仕様の体形になってきた。3歳春に比べて背中に余裕があります。腹下も長くなった。菊花賞と天皇賞・春のタイトルホルダーにふさわしいステイヤーの見本のような体形です。

 先行して後続馬になし崩しに脚を使わせる。切れ味の代わりに持久力を生かしたレースぶりはキタサンブラックに似ています。菊花賞に続き天皇賞・春を制し、ファン投票1位で宝塚記念(3着)に臨んだ4歳時の臨戦過程も同じ。ただ、こちらは“キリン体形”のキタサンブラックほど首も脚も長くない。キタサンのように脚を畳むのに時間がかからないので中距離戦のペースでもテンから加速できます。距離短縮はプラスではありませんが、対応できる体形です。ファン投票1位に応えられる下地は整っています。 

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