藤沢和雄元調教師 6年ぶり11人目の殿堂入り!「大変光栄」

[ 2022年6月8日 05:30 ]

藤沢和雄氏
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 JRAは7日、競馬の殿堂入りにあたる顕彰者として2月に定年で引退した藤沢和雄元調教師(70)を選定したと発表した。顕彰とは中央競馬の発展に多大な貢献があった元調教師、元騎手を称えるもので、元調教師の顕彰は16年に選出された橋口弘次郎氏以来6年ぶり11人目。藤沢氏は3つの選定基準(JRA通算1000勝以上、G1・5勝以上、年間最多勝など特に顕著な成績)を全て満たしたため選考委員会で選ばれた。顕彰に伴い競馬博物館(東京競馬場内)に藤沢氏の関係資料が展示。記念競走の実施、関連イベントについては後日、発表される。

 ▼藤沢和雄氏 このような名誉な表彰を受けることができて大変光栄です。馬が頑張ってくれました。馬主さん、ファンの皆さまからの応援を力に厩舎のみんなが頑張ってくれたおかげでもあります。長い間、充実した仕事をさせていただくことができました。

 ◇藤沢 和雄(ふじさわ・かずお)1951年(昭26)9月22日生まれ、北海道苫小牧市出身の70歳。実家は78年秋の天皇賞馬テンメイなどを生産した藤沢牧場。88年厩舎開業。JRAリーディング(中央競馬年間勝利数1位)12回。JRA通算1570勝。趣味はゴルフ、鳩の生産飼育。 

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