西谷凜騎手が騎乗停止　負担重量に関する注意義務を怠ったため

　西谷凜（19＝谷）が23日の福島競馬1Rでダンツカプリに騎乗した際、負担重量に関する注意義務を怠ったとして、24日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となった。

　同騎手は1R前の検量で定められた53キロを0・2キロ超過していたことが判明。施行規定に基づき、そのままレースは騎乗（9着）したが、レース終了後に事情聴取を行った結果、保護ベストのクッションを抜いていたことも判明した。

　西谷凜は今年2月19日の小倉1Rのサフランブライトに騎乗する際、53キロで騎乗できずに乗り替わりとなり、3月5日から4月3日まで30日間の騎乗停止処分を受けたばかり。この点も踏まえ、裁定委員会の議定があるまで騎乗停止の制裁となった。