【福島牝馬S】“華麗なるバラ一族”ロザムール　父はローズキングダム

美浦トレセンで調整したロザムール（撮影・西川祐介）
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　熱心な競馬ファンで“バラ一族”を知らない人はいないはず。フランスから輸入したローザネイ（牝、88年生まれ）を祖とし、バラにちなんだ馬名をつけて人気になった。

　ローザネイの娘ロゼカラー（93年生まれ、父シャーリーハイツ）はG2勝ち。その娘ローズバド（98年生まれ、父サンデーサイレンス）は重賞2勝もG1は2着が3度。その息子ローズキングダム（07年生まれ、父キングカメハメハ）が09年朝日杯FSを勝ち、バラ一族で初のG1をゲット。繰り上がりながら10年ジャパンCも制した。種牡馬入りしてグレートテンとの間に16年に生まれたのがロザムールだ。

　なお、今年のフラワーCを勝ったスタニングローズ（牝3＝高野、父キングカメハメハ）は母の母がローズバド。バラ一族は健在だ。