【船橋・ダイオライト記念】15~17年レジェンド武豊騎乗のクリソライト3連覇・船橋ケイバ列伝

[ 2022年3月23日 05:30 ]

17年には武豊クリソライトが3連覇を達成
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 ダイオライト記念は1956年、南関東所属馬による重賞として創設された。創設時は距離1800メートル。ダイオライトは英国から輸入された種牡馬で、日本初のクラシック3冠馬セントライトなど強豪を輩出。千葉県成田市三里塚の宮内庁下総卸料牧場でけい養されていたのが競走名の由来。

 76年から現行の2400メートルとなり、96年から中央・地方全国指定交流競走となった。格付けは現在Jpn2(交流G2)。

 地元船橋の名馬も制覇している。85年はロッキータイガー(泉厩舎、桑島騎乗)。98、99年はアブクマポーロ(出川克厩舎、石崎隆騎乗)が連覇。フリオーソ(川島正厩舎、戸塚騎乗)は08、09年に勝利をつかんだ。

 JRA勢もインパクト大だ。96年には名牝ホクトベガ(中野隆厩舎、横山典騎乗)が1番人気に応えて貫録を示した。06年の覇者はヴァーミリアン(石坂正厩舎、内田博騎乗)。その後にダートG19勝の偉業を成し遂げた。15~17年はクリソライト(音無厩舎)当レース史上初の3連覇。3回いずれも鞍上はレジェンド・武豊だった。

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2022年3月23日のニュース