【アネモネS】クロスマジェスティ完勝 武藤は3カ月ぶり復帰翌日の歓喜

[ 2022年3月14日 05:30 ]

<中山11R・アネモネS>レースを制したクロスマジェスティ(左端)=撮影・郡司 修
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 桜花賞TR「アネモネS」は13日、中山競馬場で行われ、1着クロスマジェスティ、2着ラズベリームースが優先出走権を手にした。

 好位2番手から押し切った8番人気のクロスマジェスティ。他の先行勢が苦しくなる中、脚色は一向に衰えない。最後は2着馬を1馬身1/4しのぎ切って完勝。水野師は「元々、競馬が上手で2、3番手で折り合えていた。外から馬が来てもリラックスして走れていたね」と納得の表情だった。

 鞍上・武藤は、調教中の左膝負傷から3カ月ぶりに復帰したのが前日だった。師匠の水野師には「この馬に乗せるから」と言われ、焦る思いを抑えてきた。武藤は「まずは(復帰後に)1勝できてよかった。新馬前から優秀で、競馬のセンスも良かった馬。何より水野厩舎の馬で(桜花賞に)行けることがうれしい」と笑顔。次の大舞台も師弟の絆で乗り越えていく。

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2022年3月14日のニュース