ジャマン初重賞でも軽視禁物

[ 2022年3月4日 05:30 ]

【東西ドキュメント・栗東】チューリップ賞の近4年を振り返ると、勝ち馬は4角を3番手以内で通過。18、20、21年は1~3着が先行馬と前残り。先行馬は何頭かいるが、万里絵は2戦連続で逃げているジャマンに注目した。

 前走のエリカ賞は果敢に逃げて0秒7差5着。ここも逃げるのかと思いきや、高橋康師は「ハナにはこだわらない。調教では砂をかぶっても大丈夫だったし、跳びが大きくて奇麗なので、リズム良く走れたら番手でもどこでもいいですね」と話す。

 デビューからコンビの永島はまだG1騎乗ができないため、先を見据えて経験豊富な松山と新コンビを結成する。牝馬3冠騎手を迎えるのは心強い。「松山騎手はペース配分も問題ないと思うので頑張ってほしい」と師。初重賞で相手強化となるが、先行力としぶとさは軽視禁物。厩舎の先輩トゥラヴェスーラは阪急杯で9番人気2着。ジャマンも馬券的な妙味がありそうだ。

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2022年3月4日のニュース