【川崎・ローレル賞】スティールルージュ2度目の重賞V!ゴール前の激戦ハナ差制した

[ 2021年11月10日 05:30 ]

 地方交流2歳牝馬重賞「第21回ローレル賞」が9日、川崎で行われ、北海道から遠征の4番人気スティールルージュがV。8月のフルールC(門別)以来、3戦ぶり2度目の重賞制覇を飾った。2着プラチナプライド、3着ジョーストーリーまでが東京2歳優駿牝馬(12月31日、大井)への優先出走権を獲得した。

 道中2番手のスティールルージュが逃げたジョーストーリーを直線で捉えて抜け出す。最後は猛追するプラチナプライドを鼻差封じた。5月以来の手綱だった桑村は「初の左回りで馬が戸惑っていたが、逆にそれで折り合いをつけられた。距離を含め初物尽くしだったが結果的に強い競馬。成長も感じられたし、これからも活躍できると思う」と力強く振り返った。角川師は今後について「目標は暮れの東京2歳優駿牝馬になる」と語った。

 ◆スティールルージュ 父マジェスティックウォリアー 母ディアユリアザミ(母の父ボストンハーバー) 牝2歳 北海道・角川秀樹厩舎 馬主・菅野守雄氏 生産者・北海道浦河町のディアレストクラブ 戦績8戦4勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1784万円。

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2021年11月10日のニュース