【福岡・ルーキーS】高倉 地元初V、4カド捲り差しで決めた

[ 2021年9月6日 05:30 ]

4コースから捲り差しで福岡初Vを飾った高倉。優勝盾を手にガッツポーズ
Photo By スポニチ

 ボートレース福岡「ルーキーシリーズ第14戦」は5日第12Rで優勝戦が行われ、4コースのカドから捲り差した高倉和士(30=福岡)が地元福岡は初、1月若松以来の今年2回目、自身4度目のVを飾った。2着には野中一平、3着には沢田尚也が入った。

 イン小池と2コース中田の踏み込みが甘く3コースからコンマ06の鋭発を決めた沢田が先捲りに出るがやや膨れ、高倉が流れを呼び込んで捲り差した。

 「進入は入るつもりやったけどプライドより実利を取った。本当は入って勝ちたかった。ちょっとモヤモヤした部分がある」と満面のVスマイルではなかった。だが一方で「地元福岡で初優勝できたのは素直にうれしい。今後は記念にいけるように頑張ります」と締めた。大一番で結果を出したのは一流の証だが、さらに勝ち方にこだわる姿勢に目指すべきところは超一流なのだと感じた。今後も高倉から目が離せない。

続きを表示

2021年9月6日のニュース