【佐賀 サマーチャンピオン】1日発走 コパノキッキング 昨夏のリベンジなるか 有力馬を紹介

[ 2021年8月31日 05:30 ]

名手・武豊との再コンビで昨夏のリベンジを狙うコパノキッキング(C)JRA
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 佐賀競馬2大レースの1つ、真夏のスピード王決定戦「農林水産大臣賞典 第21回サマーチャピオン」(Jpn3、中央地方交流・距離1400メートル・1着賞金2300万円)があす第8レースでゲートイン。今年は地方他地区所属馬が不在でJRA勢と佐賀勢での戦いとなる。第19回大会、昨年の第20回大会はJRA勢が上位を占拠。今年もJRA勢が高い壁として地元佐賀勢に立ちはだかることだろう。

 中心となるのは昨年大会3着のコパノキッキングとみる。昨年は1番人気に応えることができなかったが中央G33勝(18年・19年中山「カペラS」、19年東京「根岸S」)、地方重賞1勝(19年大井「東京盃」)で実績は断トツ。今年も鞍上に武豊を迎え、狙うは昨年のリベンジのみ。中団から徐々に押し上げてラストスパート。今年海外遠征でも見せた勝負根性を余すところなく発揮したい。

 コパノキッキングのリベンジを許さない構えなのが佐賀初見参のラプタスだ。地方重賞は20年高知「黒船賞」、20、21年の名古屋「かきつばた記念」を制しており、現在2連勝中で勢いはNo・1。逃げもしくは好位駆けの両面作戦でVにピタリと照準を合わせる。

 7歳馬のサクセスエナジーは今年3戦は振るわなかったが地方重賞5Vに19年1月京都「すばるS」、20年5月京都「栗東S」と中央リステッド競走(オープンでも特別な競走で格的にグレードレースの次にあたる)Vの実績がある。底力は十分で前記両馬を脅かす。
 近4走中央のダート1200メートル、1400メートル戦全てで馬券に絡んでいるイメルも地力は通用する。近況の好リズムを生かして重賞初Vを狙う。

 地元勢ではテイエムチェロキーが強豪JRA勢に食い下がる。

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2021年8月31日のニュース