【札幌記念1週前追い】ラヴズオンリーユー 切れ切れ11秒4、川田「いい内容」

[ 2021年8月13日 05:30 ]

川田を背に追い切るラヴズオンリーユー(撮影・千葉 茂)
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 真夏の豪華G2「第57回札幌記念」(22日、札幌)の1週前追い切りが行われ、香港G1クイーンエリザベス2世C勝ち以来となるラヴズオンリーユー(牝5=矢作)がコンビを組む川田を背に函館競馬場の芝コースで鋭い切れ味を発揮した。

 ピンクのラヴズオンリーユー・ジャンパーをおそろいで着た川田と矢作師。朝一番に打ち合わせをしながら愛馬の元へ向かった。追い切りは芝コース。リーゼントジャンボ(3歳未勝利)を10馬身以上も追走する形になったが、そこからG1馬の脚力を見せつける。直線入り口で一気に背後まで迫ると軽く仕掛けて2馬身突き放した(時計は4F52秒6~1F11秒4)。

 鞍上は「1週前なのである程度しっかりと動きをつくって、いい内容で終えることができたと思います」。レースでコンビを組むのは2月の京都記念V以来3戦ぶりだが「最初(京都記念の調教)に乗せてもらった時のようなバランスの乱れもなく、全体的にいい雰囲気で来られているなと思います」。

 秋は米G1・BC競走(本線はフィリー&メアターフ、11月6日、デルマー)から香港遠征を視野に入れる。矢作師は「BCまで使わないつもりなので、ここに全力投球」と意気込んだ。再び海外に旅立つ前に弾みをつけるか。

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2021年8月13日のニュース