【七夕賞】骨膜手術明けのワーケア復活なるか

[ 2021年7月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=6日】朝から蒸しサウナのような不快感があった美浦トレセン。高木は先週まで滞在した札幌が恋しくてたまらなかったが、七夕賞出走ワーケアの名を見るとテンションが上がる。前走・富士S(8着)の直後、ルメールに「能力はある馬です。今日はまだトップコンディションでなかったけどこれから先で絶対良くなる馬」と教えてもらっていた。この中間の気配が気になるところ。

 コントレイルが優勝したダービーで3番人気に推された逸材。体調さえ万全ならG3では威張れる存在のはず。手塚師に話を聞くと「まだ体は若干重めですけど、乗り込んでいるので気持ちは走る方に向いている」とジャッジ。ここへの間隔が空いたのは骨膜の手術を行ったから。師は「馬の歩様も良くなったし、何より厩舎スタッフが気にしないで攻められるようになったのが大きい」と手応えを伝える。陣営の「復活できますように」の願いがこもる一戦となる。

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2021年7月7日のニュース