【佐賀・佐賀王冠賞】4日発走 パイロキネシスト総合力で重賞2Vへ

[ 2021年7月3日 05:30 ]

逃げもしくは好位抜け出しから重賞2勝目を狙うパイロキネシスト
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 佐賀競馬の古馬長距離路線重賞第2弾「第4回佐賀王冠賞」(距離2000メートル)が4日、第8R(18時15分発走予定)でゲートイン。

 中心に推すのはパイロキネシストだ。重賞デビューとなった3月「はがくれ大賞典」(2000メートル)では果敢に逃げ切りを図ったが勝ったエイシンニシパを含めた遠征陣3頭に捕まった。それでも地元勢では最上位の4着と粘った。そして前々走5月「佐賀スプリングカップ」(1800メートル)ではアンバラージュ、ゲットワイルドを終始おさえて押し切り、重賞初Vを飾った。スタミナ含め総合力は一枚上で2度目の重賞Vへスムーズにハナに立てれば逃げ、もしくは好位から力強く抜け出しを図る。

 相手は6月にJRAから佐賀に移籍してきたドゥラリュールとみる。前走転入初戦の「ライラック賞」(1400メートル)は2着に7馬身差をつける“圧逃劇”を演じた。今回初の2000メートル戦となるがJRA時代の1800メートル戦のレースっぷりから克服は可能とみる。パイロキネシストとの先行争いを制すれば前走の再現も。

 ゲットワイルドも怖い存在。4月「阿蘇山特別」(1800メートル)、「高千穂峰特別」(1800メートル)は連続でパイロキネシストをかわしてV。レジェンド山口を背に重賞初Vを狙う。

 テイエムギフテッド、スウィフトハートも安定感は十分。5月「佐賀スプリングカップ」では両馬上がり3ハロン最速タイをマークしており争覇圏内にいる。

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2021年7月3日のニュース