【帝王賞】3連単238万円の大波乱! テーオーケインズがG1初制覇 松山「強い相手に、強い競馬」

[ 2021年6月30日 20:36 ]

<第44回帝王賞>レースを制した松山騎乗のテーオーケインズ(撮影・河野 光希)
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 上半期のダート王を決める「第44回帝王賞」(大井ダート2000メートル)は4番人気のテーオーケインズ(牡4=高柳大)が制した。鞍上は松山。道中は好位の内で運ぶと、直線でラチ沿いから抜け出し、3馬身差の完勝だった。

 2着は10番人気のノンコノユメ、3着は6番人気のクリンチャー。1番人気のオメガパフュームは5着、2番人気のチュウワウィザードは6着、3番人気のカジノフォンテンは10着に沈み、3連単は238万円の大波乱となった。

 松山は「スタートも良く、思っていたポジションで折り合いを付けることができて、理想の競馬ができた。最後は鋭く伸びてくれて、後ろも突き放していますし、強い競馬だったと思います」とパートナーを称えた。まだ4歳。「強い相手に、これだけ強い競馬をしてくれたので、今後が楽しみです」と続けて、さらなる活躍を期待した。

 勝ったテーオーケインズは父シニスターミニスター、母マキシムカフェ(母の父マンハッタンカフェ)の血統。北海道日高町のヤナガワ牧場の生産。G1は初制覇。重賞は今年のアンタレスSに続く2勝目だった。

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2021年6月30日のニュース