【天保山S】ミスターX ダートのオープンは迷わず穴狙い!復調著しいメイショウテンスイで高配ゲットだ

[ 2021年6月26日 05:30 ]

 ダート短距離のオープン特別は、荒れるのが当たり前と言える。今年の14鞍(1400メートル以下)を振り返ると、1番人気はわずか1勝。2番人気と3番人気も2勝ずつしか挙げられていない。当然のように3連単は全レースが万馬券。6桁配当が5回、7桁配当も1回あった。

 阪神11Rの天保山S(ダート1400メートル)も当然のように難解戦となった。前走で連対している馬は6頭いるが、いずれも前々走は馬券圏外。つまり、安定して走っている馬が1頭もいないのだ。ならば、人気しやすい“前走好走馬”よりも、変わり身を期待できそうな“前走惨敗馬”を狙うべき。そこでメイショウテンスイだ。

 前走どころか、近5戦連続で馬券圏外だから、不振の真っ只中と思われるかもしれない。しかし、前々走のコーラルS(5着)には復調の兆しがあった。勝ったリアンヴェリテがハイペースで飛ばす展開を、好位からしぶとく踏ん張って0秒5差の5着、2着のバティスティーニからはわずかに0秒1差だった。それ以前の3戦とは明らかに異なるレースぶり。続く前走の欅Sは12着に大敗したが、スタート直後につまずき、そこから好位に取り付くまでに脚を使ったので参考外でいい。むしろ、この一戦がいい“目くらまし”となって、配当妙味が上がったとプラスにとらえよう。

 昨年の夏から秋にかけては、サマーチャンピオン(2着)→グリーンチャンネルC(1着)→霜月S(2着)と好勝負を続けて、次代のダート短距離界を担う存在になると期待された素質馬。決してオープン特別で苦戦する馬ではない。1週前の坂路でラスト1F11秒8の自己ベストを刻んだように、出来は文句なし。中央に限れば3戦3勝とベストの7枠から、復活Vを手にする。

 馬券は馬連&3連複で手広く。(13)から(3)(7)(8)(11)(14)(15)(16)に流す。

 もう1鞍、東京7Rの3歳以上1勝クラス(ダート2100メートル)も買いたい。ゴールドミーティアの前走はハイレベル、かつ好時計決着の2着。相手が強かっただけで、3着は4馬身も離していた。レースぶりから初の2100メートルもプラスと思えるだけに、確勝級とみる。

 相手本線はエイシンティップス。追って味があるので、いかにも東京2100メートルが合いそう。3連単はフォーメーションで(9)→(10)→(1)(3)(5)(7)(8)。3連複2頭軸流しで(9)(10)→(1)(3)(5)(7)(8)を押さえる。

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2021年6月26日のニュース