【江の島S】意外性に溢れる“12冠ベイビー”ラインベックが復活V! 石橋「思い切った競馬で」 

[ 2021年6月26日 16:46 ]

江の島Sを逃げ切ったラインベック(左は2着のシングフォーユー)
Photo By スポニチ

 東京11Rの江の島S(芝1800メートル)は4番人気のラインベック(牡4=友道、父ディープインパクト)が鮮やかに逃げ切って、待望のオープン入りを決めた。2着はシングフォーユー、3着はジュランビル。

 レースは大外枠からジワッとハナへ。超スローペースに落とすと、上がり3Fを33秒0でまとめて、まんまと逃げ切った。これが初騎乗だった石橋は「体重増(22キロ増)は肉付きが良くなったのでしょう。思い切った競馬ということでハナも頭にありました。バランスを崩さないように努めました。コントロールが利くようになれば、この先も楽しみです」と笑みを浮かべた。

 ラインベックは父ディープインパクト、母アパパネ(母の父キングカメハメハ)の血統。全妹は今年のクイーンCを制したアカイトリノムスメ。父母合わせてG1を12勝していることから、2歳時は“12冠ベイビー”と話題になった。昨年7月、初ダートの西脇特別で3勝目を挙げて以降、苦戦が続いていたが、今度は5戦ぶりの芝で鮮やかな復活劇となった。

続きを表示

2021年6月26日のニュース