【阪神新馬戦】ダノンフォーナイン 伝説新馬戦で出世街道歩む、陣営も素質評価

[ 2021年6月22日 05:30 ]

Road to 2022

ダノンフォーナイン(撮影・亀井 直樹)
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 宝塚記念当日の阪神5Rは注目の新馬戦(芝1800メートル)。昨年はのちのホープフルS覇者ダノンザキッドが制し、2着ワンダフルタウンは重賞2勝。2年連続の勝利を狙い、今年も将来性豊かな「ダノン」の良血馬ダノンフォーナイン(牡=音無、父ディープインパクト)が登場する。

 母は米国の芝重賞勝ち馬。19年セレクトセール当歳セリで1億9440万円(税込み)の高値がついた。4月上旬にゲート試験に合格した後、いったん放牧を挟んで5月29日に帰厩。生野助手は「ディープインパクト産駒っぽいですし、能力はあると思う」と素質を評価する。

 ここを目標に少しずつピッチを上げ、1週前追い切りは松若を背にCWコースで6F83秒2~1F12秒5とビッシリ追われた。併走馬に3馬身遅れたものの、併せた相手は宝塚記念に出走するアリストテレス。生野助手は「相手を考えれば上等。水準以上に動けているし、息はできている。体の使い方、背中がいい馬」と前向きだ。ここは通過点。先々の大舞台に向け、まずは好スタートを決めたい。

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2021年6月22日のニュース