【新馬戦総括】ルメール絶賛のアライバル注目 一族悲願のビッグタイトル獲得へ

[ 2021年6月22日 05:30 ]

<2歳新馬>アライバル
Photo By スポニチ

 素質馬が続々と勝ち上がった。「A」評価は3場に1頭ずつ。東京のアライバルは追われるごとに加速していき、2馬身半差の快勝。騎乗したルメールも「ディアドラみたい」と同じハービンジャー産駒の名前を出して高く評価した。母クルミナルは桜花賞2着&オークス3着、半姉ククナ(父キングカメハメハ)も今春の牝馬クラシックで善戦(6、7着)。今後の成長次第では一族悲願のビッグタイトルも狙える。

 阪神のダノンスコーピオンは単勝1・3倍の期待に応えてV。調教から素質あふれる動きを見せていたが、レースでもエンジンが掛かってからの伸びは光った。成長力のあるロードカナロア産駒だけに、まだまだ伸びしろはありそう。札幌のポメランチェはキングカメハメハ産駒の最終世代。後続に4馬身差をつけ逃げ切り、勝ち時計1分07秒9はレコードだった。昇級しても非凡なスピードは通用する。

続きを表示

2021年6月22日のニュース