【スレイプニルS】ミスターX“東京2100の鬼”ヒロイックテイルの押し切り!危険な人気馬は気性難の…

[ 2021年6月19日 05:30 ]

 ダートの重賞&オープンが行われるコースの中で、東京ダート2100メートルは極めて特殊だ。というのも左回りということに加えて、距離も直線も長いから。同じ関東圏の中山ダート1800メートルとは真逆の適性が問われる。したがって、他の舞台での好走歴は軽視して、東京ダート2100メートルで実績のある馬を狙うことが、的中への近道になる。

 スレイプニルS(東京11R)。実は昨年の1&2&3着馬は、前月に同じ舞台で行われたブリリアントSと同じだった。その視点でいくと、今年のブリリアントSを圧勝したヒロイックテイルには逆らえない。当時は締まった流れの番手から、4角先頭で3馬身差の圧勝。まったくスキのないレース運びだった。当時から重量は2キロ増えるが、ダートのオープン馬が57キロで苦しむとは考えづらい。フルゲートにしては逃げ先行馬が少なく、展開も向きそう。前走のように早めスパートからの押し切りを期待したい。

 ブリリアントSで2着だったバンクオブクラウズが対抗。あとは単騎逃げが見込めるメイショウダジン、昨秋の当舞台のブラジルCで1&2着だったハヤヤッコとグレートタイム、確実に脚を使うネオブレイブを相手としたい。
 
 逆に危険な人気馬はロードレガリスだ。成績だけを見れば安定しているが、実は気性的にアテにしづらいタイプ。前走にしても、気の悪さを出して3~4角で内に飛び込む場面があった。地力で2着に浮上したが、初の東京でどうなるか…。まして58キロなら、不安が先立つ。
 
 馬券は馬単&3連単で(5)→(3)(8)(9)(10)(13)。それぞれ5点、20点で勝負だ。

 3歳以上1勝クラス(阪神12R)はウインドラブリーナで高配当を狙う。この馬に目を付けたのは4走前。直線で前が壁になって追い出しが遅れたが、残り100メートルで進路ができるとグッと加速していた。あの走りを見る限り、1勝クラスなら力上位。その後は鼻出血、マイル、スタート直後の不利と災難続きだが、まだまだ見限るわけにはいかない。

 馬券は馬単&馬連&3連複。(10)から(2)(11)を絡めた馬券が本線。(1)(7)(8)まで買う。

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2021年6月19日のニュース