【桑名S】ミスターX 昇級不問!将来性ピカイチのカレンシュトラウス1着固定で勝負

[ 2021年6月12日 05:30 ]

 桑名S(中京11R)は3勝クラスにしては低調なメンバー構成となった。というのも、現級で馬券に絡んだことがあるのはオールイズウェル、ステイオンザトップ、フォルコメンの3頭だけ。この3頭にしても、それぞれ近2走、近5走、近4走は馬券圏外に終わっているから、到底絶対的な存在ではない。そんな中、将来性で頭一つ、いや頭二つは抜けているのが、2連勝中のカレンシュトラウスだ。

 何と言っても前走・丹波特別(2勝クラス)の勝ちっぷりが素晴らしかった。休み明け、かつ昇級戦と楽な設定ではなかったが、好位から残り300メートルで先頭に立つと、後続をグングンと突き放して5馬身差の圧勝。1分32秒7の勝ち時計も優秀だった。成長力が武器のルーラーシップ産駒で、しかも大型馬だから、伸び代はたっぷり。今回は再度の昇級戦となるが、何ら臆するところはない。

 「カレン×平田厩舎×池添」のチームで思い出されるのは、13年の金鯱賞を制したカレンミロティック。14年の宝塚記念ではゴールドシップの2着、16年の天皇賞・春ではキタサンブラックの鼻差2着に敗れるなど、惜しくもG1には届かなかったが、中長距離戦線のバイプレーヤーとして長く存在感を発揮した。そんな偉大な先輩に追い付き、あるいは追い越す可能性もある器。3連単の1着固定で自信を持って勝負したい。

 相手は内からタンタラス、オールイズウェル、ソウルトレイン、ピーエムピンコ、カリボールの5頭。カリボールは頭数が12頭以下なら【3・1・0・0】の好成績。11カ月ぶりの前走が悪くない内容だったので、2戦目の今回は好勝負になっていい。3連単で(11)→(1)(2)(4)(6)(9)の20点。

 2歳新馬(東京5R)はハギノモーリスに注目したい。坂路での1週前追いが素晴らしく、エプソムCに出走するオープン馬のファルコニア(しかも一杯!)を馬なりで抜き去ったのは凄い。父がモーリス、母系はエアグルーヴに遡るので、いかにも晩成のイメージだが、素質で圧倒できていい。相手はハイアムズビーチとラズベリームースの2頭。単勝(2)。3連単&馬単&馬連で(2)→(11)(15)。

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2021年6月12日のニュース