【東京新馬戦】白毛のハイアムズビーチ、いとこのソダシに続くデビューV 北村宏「凄く落ち着いていた」

[ 2021年6月12日 13:40 ]

<東京5R 新馬戦>新馬戦を制した北村宏騎乗のハイアムズビーチ (撮影・西川 祐介)
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 真っ白な馬体が緑のターフで弾んだ。東京5Rの2歳新馬戦(芝1400メートル)は3番人気だった白毛のハイアムズビーチ(牝2=萩原)が快勝。中団からジワジワ伸びて、逃げ切りを図る1番人気のハギノモーリスをゴール前で捕らえた。2番人気のラズベリームースは5着。

 北村宏は「パドック、返し馬、そしてゲートまで凄く落ち着いていました。スタートの反応も良かったけど、まだ緩い面があって、バランスを取るのに自分の力を使っていました。追い出してからもバランスを取るのに苦労していましたが、それでも坂をまっすぐ駆け上がって、頑張ってくれました」とパートナーを称えた。

 ハイアムズビーチは父ドレフォン、母ユキチャン(母の父クロフネ)の血統。現2歳がファーストクロップとなる父の産駒は2頭目の出走でJRA初勝利。母は2008年の関東オークスなど重賞3勝。いとこには昨年の阪神JFと今年の桜花賞を制したソダシがいる。

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