【オークス2週前追い】ソダシ2冠へ快調ラスト1F11秒9!吉田隼「動き申し分ない」

[ 2021年5月7日 05:30 ]

吉田隼が騎乗し、順調ぶりをアピールしたソダシ
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 無傷の桜花賞馬ソダシ(須貝)が2週前追い切りから圧倒的存在感を見せつけた。坂路の併走パートナーは重賞2勝馬ロジクライ(牡8)。これに先行する形から追い上げを許さず、1馬身先着した。前半ゆっくり入ったことから4F時計は53秒4と遅いが、ラスト1Fは圧巻の11秒9だ。騎乗した吉田隼は「動きは申し分ない。今の感じで様子を見ながらペースを上げていければ」と好感触を告げ、背負う重責に口元を引き締める。

 人気が過熱する白毛のアイドルホース。須貝師は「もう俺の馬じゃないな」と笑いながら、譲れない決戦の日を見据えている。「厩舎に置いて自分が想定したメニュー通りに来ている。リフレッシュしながら負荷をかけて、さすがというところを見せてくれている。桜花賞の時は時計で(良しあしを)判断したけど、オークスはそこじゃない。その中でも時計は出る。馬にパワーがついているんだろう」と感心しきりだった。無敗の2冠が懸かるオークス(23日、東京)まで残り16日。汚れなき純白の体はさらに磨き上げられる。

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2021年5月7日のニュース