【桜花賞】ソダシ鞍上・吉田隼もクラシック初V!シャイな男が決意の“移籍”でつかんだ栄冠

[ 2021年4月12日 05:30 ]

ソダシで桜花賞を制して、ひと差し指を突き上げる鞍上の吉田隼人
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 吉田隼人(37)は最後までソダシを信じ切った。「周りからは話題だけ、本当に強いのか?とみられていた。見返してやろうと思っていた。プレッシャーはあった。全てソダシのおかげ。結果を出せたことは僕の財産です」。空前のハイペースであることは分かっていた。だが、阪神JFもこの競馬で踏ん張り切った。ソダシの能力に懸けた。「道中は手応え十分。周りを確認する余裕もあった。思っている以上に馬が成長している」

 壁を感じた時期があった。18年秋、殻を破るために思い切ってベースを栗東に移した。シャイな男が関西のホースマンの胸に飛び込んだ。騎乗依頼が増え、勝ち星が安定した。そしてデビュー18年目。ついに悲願のクラシック初制覇。「頑張っていれば、いい馬と巡り合える。諦めないで良かった。チャンスを生かせてうれしい」。白毛馬とのコンビでは最多の8勝。恐らく世界一、白毛と相性がいい騎手だ。「先は無限大。これからも期待を裏切らないように人馬ともに頑張りたい」。最後は表情を引き締めた。

 【桜花賞アラカルト】
 ☆無敗の桜花賞馬 昨年のデアリングタクトに続く2年連続8頭目。
 ☆ロングシュート 前走の阪神JFから中118日。桜花賞史上最長の間隔。
 ☆初クラシック 吉田隼人は桜花賞5度目の挑戦で初勝利。JRA・G1は15年有馬記念(ゴールドアクター)、20年阪神JF(ソダシ)に続き3勝目。
 ☆初の桜 須貝師は6頭目の出走で桜花賞初勝利。14年レッドリヴェール、15年クルミナルの2着が最高だった。
 ☆貫禄 金子真人ホールディングス(金子真人氏名義含む)は10年アパパネ以来、11年ぶり2勝目。JRA・G1は29勝目。
 ☆高速決着 勝ちタイム1分31秒1は17年ブラックムーンが記録した1分31秒9を破るコースレコード。
 ☆上位独占 ノーザンファームは19年グランアレグリア以来、桜花賞8勝目。1~7着が同ファーム生産馬。

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