【大村・G1九州地区選手権】峰、12年ぶり九州王者!圧逃G1・14V

[ 2021年2月14日 05:30 ]

09年以来、12年ぶりの九州チャンプに輝いた峰
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 ボートレース大村のG1「第67回九州地区選手権」は13日、12Rで優勝戦が行われた。レースは1枠の峰竜太(35=佐賀)がインから逃げ切って人気に応え、昨年10月のまるがめ周年記念以来となるG1通算14度目の優勝を成し遂げた。なお、峰の九州地区選Vは09年(芦屋)以来、12年ぶり2度目。

 絶好枠の峰がインからコンマ10のトップスタートを放ち差させず、捲らせずの逃走Vを披露。レース後は「初のG1V(09年芦屋九州地区選)から、もう12年ですか。自分は強くなった。いや、かなり強くなったと思いますね」と充実の表情をのぞかせていた。

 コンビを組んだ21号機は2連対率28%。近況の動きもパッとせずに特訓後には「エンジンは良くなさそう」と、肩を落とした。それでも初日、2日目の整備に正解を出して、みるみるうちにパワーアップ。初日10Rで3コースから捲り差して突き抜けたターンテクニックは素晴らしかった。

 昨年はグランプリを含むSG2V、G1・3V、G2・1Vで通算14V。最優秀選手、最多賞金獲得選手、最高勝率選手(6年連続)、最多勝利選手、記者大賞と史上初の5冠を達成した。

 「ボートをエンターテインメントにできるように盛り上げていきたい。タイトルを死ぬほど獲りたい。全部獲りたいです」

 まだ満足していないのが峰。目指すところは期間勝率9点台や、史上初となる年間3億円レーサー。今後もどんな歴史を刻んでいくのか楽しみだ。

 ◆次走 優勝した峰竜太と桑原悠は20日からの住之江一般戦に出場し、深川真二、高野哲史、藤山雅弘らと激突する。原田幸哉と瓜生正義は20日からの福岡一般戦で枝尾賢、石野貴之、西山貴浩らと対決する。上野真之介は20日からのからつ一般戦で今井貴士、岡崎恭裕、秦英悟と対戦。中村亮太は18日からの若松一般戦で赤岩善生、高田明らと覇権を争う。

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2021年2月14日のニュース