的場 騎手初の黄綬褒章受章に感謝「長年頑張ってきたご褒美を頂けた」

[ 2020年11月2日 05:30 ]

18年に地方競馬最多勝利新記録を達成した的場
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 TCK(大井競馬場)は1日、所属騎手の的場文男(64)の黄綬褒章受章(令和2年秋の褒章)が決定したと発表。黄綬褒章は農業などの業務に精励し、模範となるような技術、事績のある者に授与される。中央、地方を問わず騎手の受章は史上初。

 的場は73年のデビューから努力と鍛錬を積み重ね、18年8月12日には7152勝の地方競馬最多勝利新記録を達成。競馬の発展に貢献することで畜産振興に寄与してきた。今なお、最多勝利記録を更新し続けている(1日現在、地方7316勝)。

 偉大なレジェンドは「大変うれしく、長年頑張ってきたご褒美を頂けたのかな、と思っています。ひとえにファンや関係者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。もうひと踏ん張りするので、また競馬場で会いましょう」と感謝の思いを口にした。

 TCKはJBC開催日の3日午後3時25分ごろ、大井競馬場で「的場騎手受章報告会」を実施。テレビやインターネットの競馬中継でも放映(大井本場は事前当選者のみ入場可能)。また、12月9日には「的場騎手受章祝賀イベント」(詳細未定)が行われる。

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