【新潟新馬戦】グランメテオール“大流星”の迫力!新潟マイルで姉ラッキーライラックに続く

[ 2020年7月24日 05:30 ]

<2歳新馬>父のダイワメジャーを思わせる迫力のある体つきのグランメテオール(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 偉大な姉と同じ舞台に弟が降り立つ。土曜・新潟5R新馬戦(芝1600メートル)にラッキーライラックの半弟グランメテオール(牡=松永幹、父ダイワメジャー)が登場する。フランス語で“大流星”のネーミング通り、鼻筋を貫く流星の白さが強い意志を感じさせる。管理する松永幹師は大きな期待を寄せる。

 「いいものを持ってると思う。体は470キロぐらいだけどフレームの割に、しっかり筋肉が付いて、いかにも“ダイワメジャー”という感じ」

 大阪杯を520キロで制した姉ほどの威圧感はないが、弟も磨けば光り輝く宝石の原石だ。ただ、現時点では稽古は平凡。1週前のCWでは6F84秒2~1F12秒8の時計で併走遅れ。最終追いの坂路も4F55秒0程度のタイムで併走馬に完全に置かれてしまった。それでも指揮官は意に介さない。

 「まだ“やんちゃな男の子”って感じ。馬房でも遊んでばかりいる。幼いし、うまく体を使えていない。ウッドチップでは“空回り”してる感じで走ってる。それも芝に行けばまた違うと思うけど」と実戦での変わり身を示唆した。

 姉は新潟マイルの新馬戦から重賞のアルテミスSを連勝。無傷の3連勝で阪神ジュベナイルFを制し2歳女王に。クラシック3戦は強敵に屈したが、4歳で女王杯を制し、今年大阪杯で3つ目のG1を手にした。姉弟に共通するのは無限の成長力に違いない。

 鞍上には姉の背中を知る石橋脩が起用される。派手な流星が真っ先に駆け抜けるゴールの先には壮大な未来が広がっている。

続きを表示

2020年7月24日のニュース