【アイビスSD】ライオンボスに太鼓判!“新・千直名人”鮫島駿は外枠希望

[ 2020年7月24日 05:30 ]

<アイビスSD>美浦トレセンで調教したライオンボス(撮影・西川祐介)
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 【東西ドキュメント・栗東=23日】“新・千直名人”と命名しても異論はないだろう。18年以降、鮫島駿は新潟芝1000メートルで【4・3・1・10】の好成績。栗東所属で最多となる4勝のうち、3勝はライオンボスで挙げたものだが、他にも13番人気1着や10番人気2着など、伏兵での激走がズラリ。岡崎が「千直のコツは?」と聞くと、少し考えて鮫島駿は「スタートは特に意識しています」と力強く答えた。

 「千直を使う馬は、普通にさえしていればスタートの速い馬が多いので、返し馬から落ち着かせることを重視しています。自然と前に行ける馬はロスなく運べるし、やっぱり強いです」

 確かにスタートは多くの騎手がポイントに挙げるが、続く枠順に対するセリフがより印象に残った。

 「後ろから行く馬でも、僕は外枠がいいです。最後は外ラチ沿いが結構空くんですよ。避けたいのは内外に切り返すこと。あれは距離ロスが大きいですから」

 アイビスSDで2連覇を狙うライオンボスはテン良し、中良し、しまい良し。「この馬が一番強いと思います」と能力に太鼓判を押す。ただ、このコースの重賞&オープンにおける3勝はすべて2桁馬番。対照的に唯一の敗戦となったルミエールオータムダッシュは7番。そこで「仮に内枠なら?」と聞くと、「1番とかは嫌ですね」と即答。やはり、24日の枠順発表は要注目だ。

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2020年7月24日のニュース