【津ルーキーシリーズ】村松が圧倒V コロナ影響下も「いいパフォーマンスを見せるだけ」

[ 2020年4月12日 05:30 ]

ルーキーシリーズの優勝盾を手にする村松
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 ボートレース津の「ルーキーシリーズ第8戦」は11日、12Rで優勝戦が行われ、村松修二(29=広島)がイン逃げで優勝。11戦9勝の圧倒的な成績でシリーズを締めた。村松の優勝は今年3回目、通算11回目。なお2着は中村泰平、3着は金子萌が入った。

 まさに村松一色のシリーズだった。今年は2月の宮島中国地区選でG1初制覇。3月には平和島クラシックでSG初出場も果たした。確実に強くなっている。

 「SGを走ったことで、いい緊張感が持てています。どのレースでも意識されるようになりましたから」

 ただ、優勝戦はヒヤリとした。1Mは少しターンミス。初Vに燃える金子の差しが完全に入っていた。

 「立ち上がりの足が抜群だったので“失敗してもいいや”くらいの気持ちでした」

 それでもバックは金子と足が違っていた。体を前後に激しく揺らす村松が、最後は豪快に振り切った。

 「コロナの影響でレースが続けられるかとか不安だったけど、今できることはレースで、いいパフォーマンスを見せるだけ」

 不安を抱えて走る選手の気持ちを代弁してインタビューを締めた。今後もSG、G1のステージで今シリーズのような熱いパフォーマンスを見せてもらいたい。

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2020年4月12日のニュース