【京都金杯】回避続出で長谷川師“ハッピー” 調整順調「うまく展開がかみ合えば」

[ 2020年1月4日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】登録馬の発表後、なかなかメンバーが固まらなかったスポニチ賞京都金杯。だが、年末年始に次々と賞金上位馬が回避。当初は出走決定順25番目で除外対象だったハッピーグリンだが「何とか出したい」(長谷川師)という願いが通じ、ゲートインにこぎ着けた。

 道営から転厩2戦目の前走・チャレンジCが新年に期待が膨らむレースぶり。道中じっくり構えて末脚勝負。メンバー最速タイの上がり3F33秒8を刻んだ。非常に中身の濃い0秒2差4着。「距離は2000メートルからマイルに替わるが前走の走りなら対応できそう」と長谷川師。この日の坂路での動きも軽快。楽に4F55秒4~1F12秒5を刻んでみせた。

 坂路で丹念に追い切りを重ね、馬は順調そのもの。「具合はいい。うまく展開がかみ合えば」と指揮官。昨年、開業初年度でGI制覇(JBCレディスクラシック=ヤマニンアンプリメ)を飾った長谷川厩舎。飛躍を期す2年目を迎え、年明け早々の重賞チャレンジに柏原は注目している。

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2020年1月4日のニュース