【防府】清水 地元記念V2!競輪祭へ意欲「いい弾み」

[ 2019年11月5日 05:30 ]

地元記念連覇を果たした清水(中央)はトロフィーを手に笑顔
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 清水裕友(24=山口・105期)が1月立川以来、通算3度目の記念V。地元記念は昨年に続く連覇となった。

 レースは清水―原田―渡部―三谷―郡司―内藤―佐藤―山田―吉沢で周回。残り3周で後方から吉沢が車を上げるとすかさず山田が続く。残り2周で郡司―内藤―佐藤が上昇するが、後方9番手に置かれていた三谷が打鐘で勢い良くカマす。三谷は全く緩めず最終ホームでは後続を大きく離す。7番手からまくった清水はバックで郡司に絡まれるも、何とか乗り越えて前を行く三谷との差をグングン詰める。最後は詰め寄る原田を振り切って1着でゴールを駆け抜けた。

 スタンド前に戻ってくるとファンに大きくガッツポーズをして喜びを爆発させた清水。「ホッとしているというのが今の正直な思い。最後は原田さんにかわされて2着だと。力を出し切っての2着だから仕方ないなと思っていたら1着で。お客さんの声援が凄くて後押ししてくれた。防府市民全員が応援に来てくれたんじゃないですか」と笑顔で話した。

 昨年、地元で記念初Vを飾ると続く競輪祭で決勝3着。賞金ランク19位から一気に8位までジャンプアップしてグランプリ切符を射止めた。「今年はタイトルを獲ってグランプリに出ることを目標に頑張ってきた。残るチャンスは競輪祭だけになったが、いい弾みがついた」と念願のタイトル奪取に意欲を見せていた。

 1着清水、2着原田、3着三谷の次回斡旋はG1競輪祭(小倉、19~24日)。

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2019年11月5日のニュース