【スプリンターズS】過去10年傾向分析ではタワー堂々主役 3部門全て満点は1頭のみ

[ 2019年9月25日 05:30 ]

G1プロファイリング

<スプリンターズS>データ分析3項目で10点のタワーオブロンドン(撮影・西川祐介)
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 過去10年の結果から傾向を探り、重要項目をそれぞれ10点満点で採点する。

 <1>前走 スプリンターズSの最重要ステップレースはセントウルS。2度の1~3着独占など【5・4・4・45】と他路線を圧倒している。キーンランドCが【2・2・4・35】で続くが、近年は秋初戦の馬の好走も目立つ。セントウルS組が10点、キーンランドC組は9点、秋初戦の馬は8点。

 <2>性齢 牡馬&セン馬が【8・6・4・98】で、牝馬は【2・4・6・32】。連対率は牝馬が上だが、勝率では牡馬&セン馬(6.9%)が、牝馬(4.5%)をややリード。5歳が最多4勝ながら出走頭数も多く、勝率8.2%は4歳(8.7%)、6歳(8.3%)と大差ない。【0・1・1・9】の3歳、【0・2・1・26】の7歳は割引。4~6歳の牡馬が10点。

 <3>脚質 意外にも好位勢は苦戦。09、10年は逃げ切りだったが、その後の勝ち馬8頭は全て4角5~10番手。中団差しが優勢で、後方からの直線一気は決まらない。前走の4角通過順が5~10番手の馬が10点。前々走で5~10番手の馬が9点。近2走で4角先頭の馬は8点。

 結論 3項目全てで10点がついたのはタワーオブロンドンただ1頭。サマースプリント王者が秋も堂々と主役を務める。

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2019年9月25日のニュース